BOOON

愛知県岡崎市 | カフェ

通り抜け可能な、
生活道のようなカフェ。

季節のデリやオーブン料理、スイーツ、ドリンクを自由に選べるデリカテッセン&カフェ「BOOON」の店舗設計です。お店のコンセプトは、そこで暮らす人の生活をちょっぴり豊かにするような「暮らしの通り道」になること。そのために店内での飲食だけでなく、テイクアウト、ドライブスルーへの対応や生活雑貨の販売など、暮らしのさまざまなシーンで活用できるお店づくりを目指しています。

空間設計においては、お店を訪れることが生活の動線になるように、建物の両サイドに入口を設け、「外→店内→外」と通り抜けられるように。通り抜けの動線にはデリカテッセンが並ぶデリカウンター、コーヒーカウンター、その他物販スペースや飲食の際に読める本が置かれるライブラリースペースなどが並び、通り抜ける行為自体をたのしめる設計を目指しました。また、「外→店内→外」と連続する街灯型の照明や、道路からの連続性を表現するための道路標識のようなサインなど、細部にまでコンセプトを落とし込んだ設計になっています。

DATA

  • 所在地

    愛知県岡崎市
  • 用途

    カフェ
  • 仕様

    木造1階建
  • 延床面積

    250㎡
  • 設計

    あのね
  • 共同設計

    株式会社蓮建築設計
  • ブランドディレクション

    ライツデザイン
  • 施工

    飛鳥広芸株式会社
  • 写真

    朴の木写真室 木村昂貴